温泉成分等掲示表その2
入浴を控えた方が良い疾患及び症状
(1)この温泉固有の禁忌症
(2)温泉の一般的禁忌症 急性疾患(特に熱のある場合)、
活動性の結核、悪性腫瘍、重い心臓病、呼吸不全、
腎不全、出血性疾病、高度の貧血、その他一般に
病勢進行中の疾病、妊娠中(特に初期と末期)。
入浴をすると良い疾患及び症状
(1)この温泉固有の適応症 きりきず、やけど、
慢性皮膚病、動脈硬化症。
(2)温泉の一般的適応症 神経痛、筋肉痛、関節痛、
五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、
くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え性、病後回復期、
疲労回復、健康増進、虚弱児童、慢性婦人病。
温泉利用方法及び注意事項
〇一般的な入浴の場合、次のことに十分注意してください。
1 熱い湯に急に入ったり、長湯をするとめまいなどを
起こすことがあります。
始めは3〜10分位とし、慣れるにしたがって
延長してください
2 浴槽には静かに入り、浴後は湯冷めに注意し、
しばらくは安静にしてください。
運動浴は、全く別の専用施設で行います。
3 浴後、身体についた成分は洗い流さないでください。
ただし、かぶれ症の方や湯ただれを起こしやすい人は、
逆に浴後真水で身体を洗うか、温泉成分を拭き取って
ください。(強塩泉及び酸性泉の場合)
4 次の疾患については、原則として高温浴(42℃以上)
を禁忌とします。
高血圧症、心臓病、高度の動脈硬化症
5 飲酒後の入浴は特に注意し、空腹・満腹時の入浴は
控えてください。
6 入浴前後には水分の摂取を心がけてください。
高齢者の方は特に注意が必要です。
7 酸性泉の場合は入浴中タオルなどでこすると皮膚を
傷めることがありますので、注意してください。
〇温泉療養の場合は、次のことも十分注意してくだい。
1 1日当りの入浴回数は、始めて数日間は1回程度とし、
その後2〜3回まで増やしてください。
2 数日後、湯あたり(湯さわり)が現れた場合は、
入浴を中止したり回数を減らし、回復をまってください。
3 なお、温泉療養に際しては、温泉についての専門的な
知識を有する医師(温泉療法医等)の指導
を受けてください。
禁忌症・適応症決定年月日 昭和45年8月10日
決定者 群 馬 県
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